GKO(癌急速温熱療法)について
GKO(癌急速温熱療法)
『癌細胞は熱に弱い』事を利用した治療法です。
エネルギーを無制御で暴走させている癌細胞は、
42.5℃以上ではオーバーヒートして破壊されてしまいます。
それに対して一般の健康な細胞は、
エネルギーを制御できていて抗酸化酵素に守られているため、
47℃まで耐える事ができます。
その原理を利用して、体内深部の温度を44℃まで高めて、
選択的に癌細胞だけを破壊させようと言う治療法が、
GKO(癌急速温熱療法)です。
この治療法は、
① 体内深部まで確実に熱を浸透させる事
② 人間の遺伝子を傷つけない電磁波を使用する事
③ 一般の健康な細胞を破壊しない事
④ 癌細胞だけを破壊する事
⑤ 患者さんに負担をかけない簡単で優しい方法
を基本概念として開発されました。
当院はこの恩恵を、できるだけ患者さんの
経済的負担のかからない予算で受けられる事を配慮しています。
この治療には、体内深部への浸透力と細胞破壊力のバランスを考慮して、
マイクロ波(波長1mm~1m)を使用しています。
一般の電子レンジ等に利用されているマイクロ波は約12cmです。
GKO(癌急速温熱療法)では遺伝子を傷つけない安全性のために、
これよりやや長い波長のマイクロ波を利用し、
出力を500W~900Wまで巧みに変化させ、
一般の健康な細胞の安全を守りつつ、
癌細胞だけを攻撃する方法を工夫してあります。
ぜひこの治療法に注目して下さい。
当院ではこれだけではなく、
なぜ癌になるのかそのメカニズムの解説とその対策、
食生活と日常生活の改善指導を行い、
免疫力を回復させるホルミシス全身温熱療法との併用を推薦しています。